即興で奏でる音楽、反応する身体。今注目されているアートイベント「躍動する色彩 vol.2」

躍動する色彩、ダンスイベントレポート
最近ビジネスパーソン、ビジネスリーダーたちの間で注目度が上がっている「アート」
Zozotownの前沢社長が絵画をメインとした芸術家「バスキア」の絵画を約62.4億円で落札されたことが有名ですよね。
なぜ注目されているのでしょうか?
今回は即興でミュージシャン+ダンサーで行う「躍動する色彩 vol.2」に行ってきました。
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イベントレポート

「躍動する色彩 vol.2」
のイベントをお手伝いしていましたー。
ダンサーと音楽家の即興によるコラボレーションパフォーマンス。
主宰は「アオムラサキ工房」

 

【プロフィール】
音楽/絵画/彫刻/映像/写真/イベント主催など
即興をメインに、国内外に響く企画を展開。
神楽坂セッションハウスなどを多数の企画を実現してきた。
ダンサー9人はランダムでソロ、3人ずつのグループに振り分けられ、その時々の会場の雰囲気や、音楽家、同時に出て要るダンサーたちに合わせて空間を構成します。

 

前回公演時の映像
音楽家の本橋HAL彦氏は某有名楽器会社の開発者で、楽器屋に行くと本橋さんが関わって楽器がいくつもあります。
演奏はWAVEDRUMというデジタルパーカッションとTAOというデジタル楽器がメイン。

 

「躍動する色彩 vol.2」
<音楽>
AoMurasaki VEKTOR 1〜9
本橋HAL彦 VEKTOR 1、2、4、5、7、8

<第1部>open13:15 start13:30 close15:00

<ダンス>
VEKTOR 1 山内志保
VEKTOR 2 岡田希淳
VEKTOR 3 後藤華歩

 

1部はソロのみで構成。
山内志保はメリハリのある踊り、岡田希淳がヨーロッパ帰りらしい、安定したダンスを見せてくれました。
後藤華歩も余裕のある、舞台や、音楽、観客の思惑まで利用するような、即興とは思えないような構成で見るものを楽しませてくれました。
また、音楽の二人は圧巻。舞台を作るダンサーとの息の合わせ方や、空間を「支配」する圧倒的な経験を感じさせました。

<第2部>open15:45 start16:00 close17:30

VEKTOR 4 高橋美喜子 秋野あぴ
VEKTOR 5 山内志保 イトカズナナエ
VEKTOR 6 岬花音菜 本郷千洋

 

高橋、秋野ペアが踊り、声、空間を使って遊びまわっていました。
途中からまとまりがなくなっていたのは、音楽のファインプレー(?)によってカバーされていました。これぞ即興の醍醐味!
次はどちらかいうとバレエ、ジャズよりの山内とどちらかというと舞踏よりのイトカズナナエ。
突如発生したコンタクトに会場が息を飲みました。イトカズナナエがものすごく「コンセプチュアルに崩れ落ち」いい感じでまとまっていたように思います。
2部の最後は岬、本郷ペア。
岬の踊りは動作の一つ一つが言葉を発しているように、丁寧に踊られていました。
本郷がそれに関与するわけでもなく、空間を大きく取り、同じ場所の別の空間を作って遊んでいたのが印象的でした。

<第3部>open18:15 start18:30 close20:00

VEKTOR 7 岬花音菜
VEKTOR 8 本郷千洋 岡田希淳
VEKTOR 9 後藤華歩 ネバーランドの住人

 

岬のソロ、
演劇的な部分と踊りの間を行くセンスがとても良かった。
中華風の衣装もキャラに合っていて、ミミカルな動きがとても本人の雰囲気とマッチしていて、楽しく観劇出来ました。
残念ながら、3部の途中で帰らないといけなかったのですが、ダンス好きには大満足な内容だと思います。
ビジネスシーンが「アート」に注目している現在、こんなイベントが今後も増えていけばいいな、と思いました。

 

主催のAommurasakiさんお疲れさまでした。
ダンサー、音楽家の皆さんお疲れさまでした!

 

まとめ

さまざまなビジネスリーダーが注目する「アート」
Zozotownを運営する株式会社スタートトゥデイがジャン=ミシェル・バスキア 『Untitled』
を約62.4億円で落札されたことがニュースで大きく取り上げられましたよね?
また、こんな本もベストセラーとして蔦屋書店に平積みされています。

 

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