仮想通貨を持ったら知っておきたい安全な保管方法を一挙解説!
放置なみのお手軽から、紙に書いて引き出しに入れておく方法まで。
おはこんばんにちは!@pini10です。
大きく分けて4種類ある仮想通貨のウォレット
- 取引所に放置
- ソフトウェアウォレット
- ハードウェアウォレット
取引所に放置(ウェブウォレット)
現在仮想通貨を購入する時、ほとんどの方は仮想通貨の取引所で購入すると思います。
仮想通貨の取引所に置いておくのが、一番メジャーな方法になります。
ものすごいお手軽です。
ほぼ何もしなくていいのですが、実はこれがコインチェックや、Zaifの被害額があそこまで大きくなってしまった原因でもあります。もちろん取引所もハッキング対策はしているものの、完ぺきではありません。そのため、取引所はハッカーに備え、必要最低限をオンラインの取引所に、資金を置いており、その他は下記にある。ハードウェアウォレットに保管しています。
運用方法
取引所でまとまった額の通貨を購入した場合、速やかにソフトウェアウォレットかハードウェアウォレットに移すことをお勧めします。
残しておくのはポケットマネーぐらいの金額にとどめておきましょう。
ソフトウェアウォレット
それぞれのパソコンやスマホなどの端末にダウンロードして使えるので、セキュリティはプログラムによっては高め。
下記のCopayはインフラ部分までオープンにしている完全オープンソースプロジェクトなため、悪意のあるプログラムの介入可能性が低く、おすすめです。
安全な共有ビットコインウォレット
https://copay.io/ja/
ハードウェアウォレット
何かと話題のハードウェアウォレット。
いわゆるテクノロジーの集合体みたいなものから、紙に書いて金庫に入れておく、なんていう方法まであります。
仕組みの部分になってしまうのですが、ハードウェアウォレットには仮想通貨自体が入っているわけではありません。
そこにはいっているのは「秘密鍵」です。
ハードウェアウォレットの仕組み
仮想通貨の取引において必要なものは2つあります。
1つは公開鍵でもう1つは先ほどの秘密鍵です。
仮想通貨は、ハードウェアウォレットの送金用アドレスと、ハードウェアウォレット本体の秘密キーがあって初めてデータとして認識されます。
大切なのは、いかにしてこの秘密鍵を保存していくか、ということなのです。
秘密鍵を保存する方法
有名どころのハードウェアウォレットだと
「Ledger nano S」があります。
Ledgerシリーズは、その安全性を妥協することなしに、他社製品に比較して軽量且つ安価であることが特徴です。
デバイスをPCのUSB端子に接続するだけでWebブラウザからウォレットを利用でき、デバイス内に安全に保存された秘密鍵がその外に一切出ることがありません。
Ledger Nano SにはOELD液晶画面が搭載され、端末での承認が可能となりました。ビットコイン(Bitcoin)だけではなく、イーサリアム(Ethereum)も扱えます。また、GmailやDropboxの二段階認証デバイスとしてもご利用頂けます。
PCで入力される情報がウイルスやマルウェア、キーロガーで読み取られたとしても、物理的にデバイスと承認作業とが揃わない限り送金することが不可能であるため、Ledgerを使うとビットコインを安全に保管・使用することが可能です。
ハードウェアウォレットのデメリット
セキュリティは万全のハードウェアウォレットにもデメリットはあります。
それは扱いが難しいことです。
安全に扱うには4つのことを守る必要があります。
- 初期設定は自分で行う
- PINコードを忘れない
- リカバリーフレーズ(秘密キー)は無くさない
- 全て操作は自己責任
以上です。
ハードウェアウォレットのセットアップに関しては下記にまとめてあります。

まとめ
ブロックチェーンが実用化に向けて、ますます脚光を浴びてくる仮想通貨です。
が、同時にいろんな事件も多発しており、それがブロックチェーンの発展の足を引っ張っているというのも、一つの見方としてあります。
取引所のセキュリティに関する意識や技術と、ブロックチェーン自体のセキュリティ性などを混合しないように、また今後、詐欺やハッキング被害にあわれる方が一人でも少ないように祈っています。
ほなほな~
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