The @Blockstream team is excited to announce the #LiquidNetwork is now live with 23 members! Liquid enables fast, secure, and confidential transactions, along with digital asset issuance on the world’s first production #Bitcoin #sidechain. 🔒⛓️🌊 https://t.co/hWkU2bd1ku pic.twitter.com/IBvDIoHCsS
— Blockstream (@Blockstream) 2018年10月10日
おはこんばんにちは!@pini10です。
ついに来ましたねLiquid Network!これにより、Ethereum一択だったICOにビットコインも加わりました。プラットフォームとしてはNEM、AEOS、BITCOINときて、群雄割拠の時代に突入しました。
相場は相変わらずですが、実は裏では技術的なものや、企業のブロックチェーンの取入れなどがどんどん進んでおり、ブロックチェーンが過去「インターネット創世記」にあったような状態であることは疑いようもありません!
今回のLiquid Networkはそんなブロックチェーン創世記に一石を投じる大きな技術革新です!
そもそもサイドチェーンって何?
サイドチェーンとはブロックチェーンの拡張機能のことを指します。
たとえばビットコインで言うと、Ethereumにあるような「スマートコントラクト」がない。経年により、送金手数料が増えている。などの欠点があります。
これらの欠点を解決するためにLiquidは生まれました。
サイドチェーンの特徴
サイドチェーンには大きく分けて二つの特徴があり、1つはブロックチェーンの拡張です。もう一つは独自通貨をサイドチェーン上に発行できるということです。
今回は2の独自通貨の発行についてみていきたいと思います。
ビットコインが今回の「Liquid Network」を実装することにより、ビットコインとビットコインプラットフォーム上の独自通貨の双方向ペグ(2 way pegging)が可能になります。
ICOに馴染みにある人ならご存知かもしれないですが、Ethereumプラットフォーム上のICOに参加する場合、Ethereumで送金してましたよね?
それはEthereumとそのプラットフォーム上の独自通貨と互換性があり、双方向ペグだったからです。つまり、取引所を介さなくても、デメリットなく交換が可能だったからです。
親チェーン、子チェーン
(出典 Blockchian Stream https://www.blockstream.com/sidechains.pdf )
親チェーン(この場合ビットコイン)に出来ないことも子チェーンに実装すれば出来るようになります。
サイドチェーンの問題点
サイドチェーンはセキュリティ確保のため、同じコンピューターのハッシュレートで親子チェーンを同時採掘できるマージマイニング用のマイニングマシーンが必要になります。
マージマイニングが出来なかった場合、セキュリティに問題が出てくる可能性があります。
また、マージマイニングのためにさらにマイニングパワーが必要なため、大手のマイニング会社が力が強くなりすぎてしまうことが懸念されています。
Liquidで現在出来ること
さて、生まれたばかりのビットコインサイドチェーン「Liquid」ですが、すでに出来ることがあります。それは
Altonomy、Atlantic Financial、Bitbank、Bitfinex、Bitmax、BitMEX、Bitso、BTCBOX、BTSE、Buull Exchange、DGroup、Coinone、Crypto Garage、GOPAX、Korbit、L2B Global、OKCoin、The Rock Trading、SIX Digital Exchange、Unocoin、Xapo、XBTO、Zaif
といった取引所のトランザクションを安全、かつ早急に出来るようになるということです。
ビットコインの決済は10分に一回でしたが、この技術を使うことによって約2分で送金できるようになりました。
Pini10コメント
どんどん便利になり、どんどん実用的になっていく仮想通貨やブロックチェーン技術。
同じようなプロジェクトが多い中でどれだけ差別化できるかや、うまくブランディング出来るかが今後の鍵になってくると思われます。
平成30年の一般社団法人日本仮想通貨交換業協会のまとめ(https://www.fsa.go.jp/news/30/singi/20180410-3.pdf)によると20代から40代の仮想通貨保持者が多いとのことなので、比較的若い層の方が興味がある比率は高く、この人々が日本の行き先を決めることにもなってきそうですね!
是非とも仮想通貨取引だけではなく、技術面や、ブロックチェーン自体にも興味を持っていただきたいです!少しでもその助けになれれば嬉しいですね!
ほなほな~
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